JETI F3B実戦フライトモード

今回はJETI送信機の真価を発揮する実践的セッティングをご説明します。

曳航モードからの離脱ディレイをエレベーターダウンでキャンセルする方法です。

 

この設定の考え方は少々トリッキーです。

離脱モードを2つ用意し、片方はディレイあり、もう一方はディレイなしです。

 

この設定は以下の手順で行っていきます。

  1. フライトモードを作る
  2. エレベーターダウンをスイッチとして設定
  3. エレベーターダウンでき起動するシーケンサーを作る
  4. シーケンサーの値がゼロより大きい間オンになるスイッチを作る
  5. フライトモードのスイッチを割り振る

少々トリッキーな設定ですが、設定が終わった後に「なるほど!」とご納得頂ければウレシイです。

Fine Tuning > Flight Modes

今回のフライトモードは左の通りです。

Emergency (緊急離脱) 

Escape(通常離脱)

はディレイの有無を除きその他は全く同じ設定です。

この設定では、Seに3ポジションスイッチを使用し、Launchモードを解除するとDistance や Thermal を選択していなければEmargencyを無視してDistanceにモードが移る様にして行きます。

 

ご注目頂きたいのは各フライトモードの優先順位です。これで通常のフライト時にはどちらの離脱モードも有効になりません。

 



Advanced Properties > Logical Switches

ここでは、緊急離脱のトリガーとして使用するために、エレベータースティックを使ってスイッチを作ります。

JETI送信機の特徴の一つ目は、自由にスイッチを作成できるこの機能。

今回はエレベーターダウン70%でオンになるスイッチを作成しました。

名前はElevatorとしました。設定状況は各画面で

☓(OFF) 又は✓(ON)

に切り替わりますので簡単に確認できます。



Advanced Properties > Sequencer

このセッティングのキモとなるのがこの設定。

この設定の役割はEscape (通常離脱)モードのディレイ(この例では2秒)よりも長い時間モードをEmergency (緊急離脱) に留めておくことです。

こうしないと、エレベーターダウンは一瞬なので、せっかく作った緊急離脱から通常離脱にモードが変わってしまい、ディレイがかかってしまうからです。

要するに「時間稼ぎ」の為ですね。

 

この例では下記の様に設定しました。Type of path (タイプオブパス: 工程タイプ)でSymmetrical (シンメトリカル: 往復)を選択していますので 3.5秒✕2 = 7秒の時間稼ぎをしています。

既に離脱を完了しているわけですから、「ディレイより長ければ」この時間は適当で結構です。

もうひとつ、Always finish sequence に✓が入っていますので、このシーケンサーは中断することはありません。

Time 0 Value -100%
Time 0.1 Value +100%
Time 3.5 Value +100%
  以下はAdvanced >> から設定
Overwrite channel なし
Type of path Symmetrical
Cycling
Always finish sequence


Advanced Properties > Logical Switches

さて、前の手順で作成したシーケンサーをスイッチにして行きましょう。これで先程作った「時間稼ぎ」の間オンになるスイッチを作るわけですね。

 

シーケンサーQ1 (先程作ったもの) の値がゼロより大きい間オンになるスイッチを作って下さい。

 

☓(OFF) 又は✓(ON)

のチェックも行って下さいね。



Fine Tuning > Flight Modes

さぁ、後は Emergency (緊急離脱) モードのスイッチに、作成したスイッチを割り付けましょう。

以上で設定は完了です。

 

これでエレベータースティックによるディレイの解除が可能になりました!


如何でしたか?

スイッチをトリガーにしてさらにスイッチを作っていく、というこれまでにない新しい発想があるからこそ、JETI送信機では様々な設定が無限に広がります。

こんな設定はどうするの?といったご質問がございましたら、コメントをお願いします。

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