ランチモードとズームモードを使う

今回はDLGモデルを題材にスマートなフライトモードスイッチの設定方法です。

今回題材にするのはDLG向けの設定ですが、様々な応用が広がりそうです。

使用するフライトモードは下記の5モード。

● ランチモード

● ズームモード

● クルーズモード

● サーマルモード

● スピードモード

 

ランチモードのスイッチは、先日リリースのDS-12オプションリアカバーの増設スイッチを使用します。

スイッチを押している間は、ランチモードに

スイッチを離すと、ズームモードに

エレベーターダウンで、ズームを解除し、

3ポジションスイッチを使用してクルーズ/サーマル/スピードを切り替え

 というイメージです。


準備1 (論理スイッチの準備)

まず、1つ目の論理スイッチです。

 

(条件)

増設スイッチが「押されていない」

かつ、

エレベーターが「フルダウンでない」(90%以下)

 

(説明)

これはランチモードでもズームモードでもない状態で、

スイッチaの切り替えが有効な状態です。

ここまでは簡単ですよね?(笑)


2つ目の論理スイッチ[L2]にはあまり目にしない、[ A▲B▼ ]という条件を使います。

これは、Aのコントロールがこの論理スイッチを有効にし、Bのコントロールは、この論理スイッチをOFFにし、再びAがONになるまでOFFになる、という便利なスイッチです。

 

ここでは、

A: 増設スイッチが押されることでオンになり

B: 上の論理スイッチ[L1]がオンになると、この論理スイッチはOFFになります。

 

つまり、増設ボタンを押してランチモードになった後、L1論理スイッチがオンになるまで

有効になる(つまりズーム)スイッチです。

具体的には、ここでランチモードとズームモードを有効にしているんですね。

※ AのCH1はリバースにして、「押した時にオンになる」ようにしましょう!



フライトモードの作成

それではフライトモードを作って、用意したスイッチを割り当てましょう。

CH1は、増設スイッチです。

「せっかく作った論理スイッチ、ひとつしか使ってないじゃん!」・・・

というお声が聞こえてきそうですが。

お気持ちは分かりますが、この論理スイッチは2つ揃って役立つんです。

 

フライトモードは図の並びに優先順位をつけてください。

ここまで、出来れば実際に動かしてみて問題なければ、各フライトモード別のディレイや

モード別の設定に進んでください。

 

下にスイッチ操作別のモード変化を示します。

 


DS-12 w/Optional Rear Cover