MC-32で発生する遅延は?

「MC-32は良いんだけど、遅延が心配なんだよねー」

むむっ!鋭い!

では今回は答えから先に。

たぶんこの遅延を体感できる人は、地球人ではありません。(笑)

 

基本的に電子機器は何か一つでも挟むと遅延が発生します。コンデンサを一個だけ使った回路でもこれは避けられません。

ただし、通常の2.4GHz送信機のパケット送信タイミングは10mSec.~20mSec.

ちなみにmSec.は、1秒の1000分の1を表す単位。

これに比べてなんとMC-32で予測される最大遅延は数μSec.

 

μSec.はmSecのさらに1000分の位1、なんと百万分の1秒というものすごい単位。

パケット送信の抜けが常時発生している現状の2.4GHz送信技術からすれば、一回のパケット抜けでMC-32の遅延の1000倍以上の遅延が発生していることになります。

恐ろしい話ですが、有名メーカーの送信機でもこのパケット抜けは頻繁に発生しています。

 

だからこの差はほぼ無視してもいいのかなぁ・・・と。

なんだか言い訳じみてしまってしまいましたが、それでも遅延ゼロを目指すのが当社の役目。

これからも「ありそうでなかった」製品をリリースしていきますので乞うご期待です!

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